
おじいちゃんの処世術
老犬になると性格も変わってくるという話は以前にもしましたが、我が家のおじいちゃん、テリトリー意識が強いところは昔からずっと変わりません。いえ、むしろ強くなったかもしれません。特に自分より弱い相手に対してはぐいぐいアピールします。(すみません)
そのかわり、自分より身体の大きな犬に対しては素早く発見してサッと身を隠すことを覚えました。その判断のはやいこと!無駄にストレスを受けることのないように、見えないふり(?)聞こえないふり(?)を上手に利用して、するする~っと通り過ぎるのです。相手が好意的であろうとなかろうと関係なく、です。
これは本能で自分を守ろうとしている・・・のですよね(?)
犬の性格はそれぞれ違って子犬の頃から人懐こい子もいれば、うちの子のようにずっと警戒心が強く、友わんこもいないような犬もいます。老いて性格が変わるとしても、やはり犬それぞれ、変わり方もそれぞれ。根底にあるのは老いによる変化への不安が大きいですが、不安から甘えん坊になる子もいれば、不安から攻撃的になる子もいます。
もともとの性格とあまりにも変わってしまうと飼い主としても戸惑う気持ちの方が大きくなってしまうかもしれませんが、変化を理解して笑い飛ばしてあげられると良いですね。もちろん当事者(本犬)としては必死なので、笑っちゃいけないと思いつつなのですが・・・思わず笑ってしまう、そんなお散歩風景なのでした。
おじいちゃんはわがままでもいいんですよ~😚
