老犬にやさしいペットカートの選び方ガイド

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タフィ
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わしも乗るのか?

そろそろ準備しようかな?

おやびん
おやびん

「最近、散歩の途中で座り込むことが増えた」「抱っこでの移動がつらくなってきた」――そんな老犬との暮らしで、ペットカートは飼い主さんと愛犬の両方を助けてくれる心強いアイテムです。

この記事では、老犬目線・飼い主目線の両方から、ペットカートの必要性、選び方、使い方の注意点までをわかりやすくまとめました。

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【シニア全期】対象:歩くのが不安なシニア後期犬のみならず、関節等に不安がある犬など、幅広い年代の犬たちにもおすすめです。

老犬にペットカートが必要になる理由

老犬になると、後ろ足の筋力低下や心臓・呼吸器への負担、段差や路面からの衝撃などにより、若い頃は問題なかった外出や移動が少しずつつらくなっていきます。病院やトリミングへの移動が大きなストレスになることも少なくありません。それが雨の日だったら尚更、飼い主への負担もぐんと増します。こうした変化受け入れながら、老犬の体への負担と飼い主の負担を同時に抑え、楽しく外出を続けるための方法として、ペットカートは心強い選択肢になります。

老犬用ペットカートの選び方【重要ポイント】

クッション性・振動吸収性があるか

ガタガタした揺れは老犬の関節や内臓に負担をかけます。意外と大事なのがエアタイヤ or 大径タイヤなどのタイヤ部分。サスペンションが付いて底面にしっかりとしたクッションがあるものが老犬の体を揺れから守ります。
「静かに押せるか」は、実は老犬にとってとても大切なポイントです。

通気性と温度調整がしやすいか

老犬は体温調節が苦手になります。夏は保冷マット、冬はブランケットが入る広さが使いやすいでしょう。メッシュ窓や日よけカバーなどで温度調節が可能な構造のものを選ぶと季節ごとの対策がしやすくなります。

体重・体格に合っているか

「体重制限ギリギリ」はおすすめできません。愛犬の体重+余裕5kg以上、伏せ・方向転換ができる内部サイズが良いでしょう。特に老犬は同じ姿勢がつらくなるため、少し広めが安心ですね。

低床設計で乗り降りしやすいか

特に大型犬の場合ですが、飼い主さんも高く抱き上げるのは大変。犬自身も足を高く上げる動作が苦手です。床が低く前面・背面が大きく開いて乗り降りしやすいこと、スロープやステップ対応が可能なことが重要になってきます。

飼い主さんが扱いやすいか

老犬との外出は“無理なく続けられること”が大切です。重すぎず、折でりたたみが簡単で自立収納できるかどうかも調べてみましょう。「使うのが面倒=使わなくなる」にならないか、ここも重要です。

老犬におすすめのペットカート5選

ここからは、老犬の体へのやさしさ・安全性・使いやすさを基準に選んだ、人気のペットカートをご紹介します。

※体重・体格・使用シーンに合わせて選べるよう、タイプ別にまとめています。

AirBuggy for Pet(エアバギー フォーペット)

老犬カートの定番・迷ったらこれ

大径エアタイヤで振動が非常に少なくクッション性抜群。関節が弱く揺れに弱い老犬に最適。老犬への体の負担軽減を最優先にする方におすすめです。
デザイン性に優れながらも丈夫な設計で長く使用できます。専用レインカバー(別売)があれば雨の日のお出かけも苦になりませんね。

NEWTON 軽量折りたたみペットカート

小型~中型犬用の人気モデル

立ったまま片手でラクラク折りたためるワンタッチ重力折り畳み技術採用の最新一体型ペットカート。ストレスフリーな設計はペットカート人気上位モデルです。価格も手頃なのが嬉しいですね。

compet milimili(コムペット ミリミリ)

軽さと押しやすさ重視の飼い主さんに

コンパクト設計で使いやすさ重視モデル。3か所のメッシュで通気性抜群。カフェや車載時にも場所を取らずお出かけが楽しくなりそう!日常使い・通院・近所のお散歩にも最適です。

ibiyaya(イビヤヤ)多機能ペットカート

コスパ重視でも老犬にやさしい

比較的手頃な価格帯のカート。ペット用ベビーカーやペットキャリーの開発における先駆者のイビヤヤ製品(台湾)。まずは試してみたい、という飼い主さんに人気の老舗メーカーのカートです。

折りたたみ式フラットタイプカート(大型対応)

寝たきり・介護期の老犬に

フルフラットで体勢を変えやすいので介護しやすく、大型犬や寝たきりの老犬に向いています。

老犬にペットカートを使うときの注意点

無理に長時間乗せない

ペットカートは便利ですが、ずっと乗りっぱなしはNG。せっかく外出したのなら、途中で休憩してゆっくりと外の風を感じさせてあげたり、こまめに水分補給させるなど、乗りっぱなしにさせない工夫をして「カートでお出かけ」を楽しむようにしましょう。お出かけしていつもと違う匂いを嗅がせたりすることは老犬の認知機能にとっても良い影響を与えます。

ハーネス・飛び出し防止リードを必ず使用

老犬でも、驚いて動くことはあります。カートにそのまま乗せるだけでは安全対策は不十分です。「大丈夫そう」ではなくて、リードやハーネスできちんと固定して安全対策は最初から徹底しましょう。

老犬との外出を、あきらめないために

ペットカートは、老犬のためだけでなく飼い主さんの体を守り、外出のストレスを減らしてくれます。「一緒に出かける時間」を続けることは大切な相棒とお大切な時間。飼い主さんと愛犬が、これからも安心して外の空気を楽しめるように、価格や見た目だけでなく、老犬の体と暮らしに合うかを基準にじっくり選んでみてくださいね。

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